音読ヘルストレーナーの三田真理子です
今回は「第3回民話朗読コンテスト」本選の裏話をお伝えしたいと思います
第3回民話朗読コンテスト本選は先週の7月20日に無事終わりました
当日はお天気にも恵まれ快晴のなか出場者全員が無事本選会場で出場を果たし
素晴らしいパフォーマンスを披露してくださいました!
裏話の前に 結果の報告を致します
【一般の部】
●金賞
「カッパと治郎平」川村多恵幸 (かわむら たえこ)
●銀賞
「カッパと治郎平」伊藤路子 (いとう みちこ)
●銅賞
「だましぎつね」槌屋幸子 (つちや ゆきこ)
【小学生の部】
●未来朗読賞
「へすび柿」 野田健司 (のだ けんじ)
●ドラマティック朗読賞
「だましぎつね」木下宙音 (きのした そらん)
●海のまち朗読館賞
「だましぎつね」三澤紘花 (みさわ ひろか)
●リトル朗読スター賞
「彦一と魚」樋口和羽 (ひぐち かずは)
受賞の皆さま、おめでとうございます🎉
コンテストの終了後に懇親会があったのですが
その時に出場者の方からとても貴重なお話を伺うことができましたので、その内容をお伝えしたいと思います
この民話朗読コンテストは
「美しい言葉で日本の美意識を語り継ぐ」
というテーマを掲げて開催されています
平たく言うと「その土地土地のお話で想いを繋ぐ」あるいは「心を繋ぐ」と言う感じでしょうか
課題の作品自体はとても短くて2〜3分で読める内容ですので
朗読をあまりやったことがない方でも取り組みやすいのですが
声に出して読んでみるとこれが「なかなか奥が深い」ということが思い知らされます
朗読には基本的な読み方や伝わるテクニックというのがあるのですが
そうしたことでは本選出場や入賞に至らないというのがこの「民話朗読コンテスト」の特徴です
私は第1回から3回まで聞いてみて共通して感じたことがあって
それは、小学生の部の子ども達の「表現力のレベルの高さ」なんです
一般の部で長年朗読や読み聞かせの活動をされてきた方が表現力があるのは
分かるのですが、小学生の部の場合、特別なレッスンを受けていない
今まで学校で教科書の音読くらいしかしたことがない
そんなお子さんが見事に心に伝わる民話を朗読をされているんです
それがずっと不思議だったんですが、
今回小学生の部で高得点を獲得している出場者の方々にお話を伺って腑に落ちたんです
それは
「心で見る」
と言うこと
高得点のお子さん達は目で文字を読むのではなく「心で感じて」読んでいたんです
誰からも教わったわけではないのに、声に出した時の音の響きやイメージから感じて読んでいたんです
すごい!
というか、とても衝撃を受けました
ご両親に伺うとやはり普段から芸術的な感性の鋭い部分はあるようでしたので
生まれ持った賜物なのでしょう
一般の部で金賞を受賞された「川村多恵幸」(かわむらたえこ)さんも同じような感想を話されていたのにも驚きました
ここで一つ思い出した台詞があって
『心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。』
そう
サン=テグジュペリの『星の王子様』の有名な一説です
そしてその冒頭には
おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)
とありますよね
子供の頃は見えていて大人になって見えなくなっているもの
「心で見る」ってこういう事なんだ
私は星の王子様を何回も読んでいて、この
「心で見るんだ、大切なことは目に見えない」と言う台詞も大好きなのですが
「見えるものばかりを見ていた」と言うことに気付かされました
はじめは子どもだったこともすっかり忘れた大人になっていました
というか、忘れているということを忘れていたんです
忘れている事すら忘れている大切なことは繰り返し思い出して、繰り返し理解し直して
忘れないようにしていくことの必要性
私は来年で丁度60歳になります
50代最後の節目にこのことに気がつけたのはすごくラッキーです!
もっと心で見て五感で感じるように子どもの頃の感じ方を取り戻したいと思いました
スタッフという関わり方でしたが、とても大切な気付きを頂いたコンテストでした
日本の民話は、ずっと語り継がれてきた想いが聞き手ひとりひとりに向けられています
本選のコンテストの一般の部のみYouTubeでご覧いただけます
8月31日までの限定配信です
概要欄にリンクを貼っておきますのでのでお時間あるときに是非ご覧くださいませ🎵
今回は第3回民話朗読コンテスト 本選の裏話をお伝えいたしました
また次の配信でお会いしましょう😃 じゃあね👋



コメント