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「手袋を買いに」の疑問

キャラクター分析

新美南吉の「手袋を買いに」を読んで疑問に思ったことはありませんか?
私は2つありまして
一つ目は「なぜ子ぎつねを(1人?)で帽子屋に行かせたのか?」
二つ目は「帽子屋は良い人か?」
です。今回はこちらについて私なりの考察をお伝えしたいとおもいます✨

母さん狐はなぜ1人で子ぎつねを帽子屋に向かわせたのか?

まずSPトランプで母さんぎつねのサブパーソナリティを選んでみました (個人的主観です)⇩
あくまで私の個人的主観でおこなっておりますので、エンタメとしてお楽しみいただけたらと思います

内訳1〜678〜13小計
💖 ハート11
♦️ ダイヤ33
♣️ クラブ112
♠️. スペード134
合計11810

多い順に見ていきます✨


格マークの8以上の高い数字のカードが多い場合は格マークの長所、6以下の低い数字のカードが多い場合には格マークの短所が該当します

高い数字のカードが♦️ダイヤと♠️スペードで同じですがスペードに7が一枚ああるので、スペードが一番多いと今回は考えました。
スペードの長所は『責任感が強く確実、計画的で無駄がない、意志が強く実行力あり』です
この♠️の特性で見ると納得がいきました。
こういう人は「一旦決めたからにはやり通す」以外ほぼほぼないんじゃないでしょうか?

次に多いダイヤの長所の特性を見てみましょう!
『温和で有効的、相手に対する配慮あり、優しい平和主義』です
子ぎつねを1人で向かわせたのかという観点から見るとピンときませんが、基本的には意地悪ではなく
優しいと見れます。決して子ぎつねを見放していた訳ではないでしょう

6以下が♣️1枚のみですが、こちらも見ていきましょう
♣️の短所が『神経質、細かい、小心、非社交的』です
友人と一緒に体験した人間(お百姓)に追いかけられた恐怖体験が現れているのでしょうか?
この状態はPTSD(心的外傷後ストレス障害)ではないかと推測できます
恐怖や無力感とともに、体験の記憶が自分の意志とは関係なくフラッシュバックのように思い出されたと思いますので『足がすくんでしまいました』というのは子ぎつねと一緒に行きたい気持ちはあるが
体が動かない状態であったのではないでしょうか?
そうは言っても意志の強さや実行力がありますし、子ぎつねも期待していますし、ここまで来て引き返すこともできず、『一か八かで勝負に出た』のかなと考えました。
野生の世界で生き抜くにはそういった勝負強さや決断はある意味自然なことなのかと思います


帽子屋は良い人か?

母さん狐は子ぎつねに「白銅貨2つ」持たせています
白銅貨2枚の価値ですが、この物語の初稿は、1933年12月26日に書かれました。これは、新美南吉が東京外国語学校に在学中、20歳のときに書かれたものです。年代から推測するとおそらくこの白銅貨は5銭か10銭だったかと思います。
1銭が発行されていた明治時代と現在とでは物価が異なるので、1銭の価値も異なります。1988年に施行された「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」の第2条第2項によると、銭は円の100分の1と定められています。つまり、1銭=0.01円です。日本銀行調査統計局の企業物価指数(企業間で取引される財の価格変動を測定するための指標)によると、1901年が0.469であるのに対して2020年の企業物価指数は675.7です。このことから現在の物価指数は明治時代の約1,440倍であることがわかります。
明治時代では1円に1,440円、1銭に14.4円の価値があったということです。お金の価値は何を基準に考えるかで大きく変わります。
1銭の価値を給料で考えると、明治時代の小学校教員は初任給が8〜9円程度だったとされています。現在の初任給が20万円ほどと考えると、当時の1円には約2.5万円が、1銭には約250円の価値があったということです。
ということはこの手袋は今の感覚で考えると1250〜2500円くらいでしょうか?
子供の手袋にしてはなかなか良い値段のように思います。
帽子屋さんが『良い取引』と思ったのは頷けます(笑)

最後に母さん狐は「ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしらとつぶやきました。」〜と締めくくっています。子ぎつねは人間を信用したようですが、母さん狐はまだ半信半疑な感じの含みを残しています。『人間は信用して大丈夫、めでたしめでたし』ではないとことが狐対人間に限らず、人間対人間でも言えることを作者は伝えたかったのでしょうか?

最後に


ほのぼのとした話のようですが、とりあえずお金を持っていけば、差別しないで物を売ってくれるのが人間だということ
お金を払わなかったら追い回す怖い存在が人間だということ
そういう人間の本質を分かりやすく表した作品だと思いました



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